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【10年ぶりの復活】5分でわかるEllegarden

マジヤベェ

思わず5分くらいこのフレーズのみ繰り返す機械になってしまうぐらいには驚きで、凄いことである。イニエスタ神戸入団。違う。凄いけど今はその話ではない。

 

Ellegarden(通称エルレ)復活。噂は出てたもののキリ良く10年ぶりに復帰。個人的にエルレを知ったのは5年前くらいでその時にはすでに活動休止してた。かなり間をおいての活動再開にもかかわらず今でも軽音部とかでコピーされ続けたり現役のバンドマンからの祝福の声が鳴りやまない、そんな愛されるバンドがどんな音楽を鳴らしてるのか、簡潔にまとめてみた

 

シンプルで幅広いバンドサウンド

 エルレの音楽の特徴としてまず上がるのがシンプルな音で構成されている曲が多い。最近は演奏技術が高いバンドも少なくない中、そういったバンドとは正反対の曲が多い。

ギターとベースはシンプルに手数の多いドラム、スピード感がある曲が多く、メロコア(音楽ジャンルの一種)バンドって思われがちやけど意外と色んな種類の曲を作ってて多彩。でもどの曲もロックバンドとして成り立っていてテンションが上がるような曲ばかり。

ELLEGARDEN - Make A Wish

 

 エルレガーデンのなかでも特に有名な曲の一つ。ギターのみのシンプルで落ち着いた進行から急激にドラムを軸に勢いを増すライブでもめちゃくちゃ盛り上がる曲。

ただこう言った曲だけじゃなく違う雰囲気の曲も作れるのがエルレの強みでもあり、どの曲もライブで更にかっこよくなるのが凄いところ。実際10年ぶりの復活も相まってライブの倍率は半端ないことになってる。音源だけじゃなくライブで見るべきバンド。

 

メロディと歌詞のギャップ

ELLEGARDEN-Supernova Live (한글 자막)

 

ボーカルがこの曲で復活ライブを始めるって宣言するくらいの人気曲の一つ。サビ前の高速ドラムから疾走感のあるサビに繋げるこのバンドの中でも屈指のキラーチューンの一つ。エルレは英語詩と日本語詞両方使って曲を書いてるけどこの曲は全部英語詩で、サビの部分の歌詞とその意味を紹介。

 

No matter how hard I can try

どんだけ頑張っても

I never think that I can fly

飛べるようになるとは思わない

And now she has just turned her back to me

そして彼女は僕に背を向けた

Oh there is nothing I can do as well

僕にできることは何もないけど

But to dream her all the time

いつも彼女の夢を見る

I'm a fuck up and I'm nuts so she's gone

俺は最低な奴だ、だから彼女はいなくなったんだ

 

しっかり失恋してた。

何か聞いてたときの感じと違う。英語の意味がわからんかったときはただ単にかっこいいことを歌ってるもんやと思ってたらしっかり失恋してるし、なんならフラれてた。巷に流れてるような女々しくて悲しいメロディの失恋ソングじゃなく、この曲みたいな失恋を忘れさせてくれるような勢いのある曲もいいんじゃないかと思う。

かっこよさと切なさのギャップ。ギャップがあるもんは強いよね。酒飲めないギャルみたいな。次行ってみよう

 

エメぇ~

 エモいに拍車がかかりすぎて脱線した。まぁエモい曲の多いこと。冒頭にも言ったようにBPMの早い、特にサビに勢いのある曲が多いけどそれだけじゃないのが良さでもある。

Ellegarden - The Autumn Song (中文字幕)

 

個人的に一番好きな曲。最初に紹介した2曲とは違ってバスドラからゆったりとしたテンポで始まり、速度はそのままに感情をむき出しにサビへ繋げる神曲。

ギターソロ、声、歌詞全てがどことない寂しさを感じさせてくれる。The autumn song っていう名の通り秋が訪れる前の時期を唄っていて夏が過ぎた頃に聴くとめちゃめちゃエモい気分になる。こういう感情に訴えかけてくるような曲も作れるのがエルレの良さであり、10年経っても変わらず多くの人に求められる理由なんやろと思う。

 

まとめ

これだけでは伝わらんと思うけどEllegardenがどんな感じなのか少しでも伝わればええかなと。

昔エルレの存在を知らなくて今から始めて聴き始める人、年齢層も多くいると思うし、ここから休止前より更に人気になっていくバンドだと思う。もし何か感じることがあればCDを手に取って見て欲しい。

 

休止前に発売されたベスト盤。今日紹介した3曲も収録されてて他も外れナシの名曲ばかりやからこれから聴き始めてハマればどんどん違うアルバムを買ってみればいいと思う。

 

 

ではでは!