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興味、好きを詰め込んだジャンルレスブログ

[仮想通貨学」第一回、ビットコイン、仮想通貨とは何なのか?法定通貨との違いは?

お久しぶりです。テスト終わってからクソニートしてたらバカほど期間が開いてしまった。まだ辞めずにやってるだけ自分を褒めたい。


さて、今回はここ最近日本でもかなり話題になってる仮想通貨に関して。おそらく結構な割合の人がビットコインて名称を聞いたことがあると思うけど、名前だけでイマイチ意味がよくわかってない人も多いはず。
名前は聞いたことあるけど、そもそも何?って思ってる人とか、なんか怪しない?とか興味はあるけど難しそうで勉強する気でない無理~~って人、いろいろおると思うけど極力簡単に、かつわかりやすいように少しずつ何回かに分けてまとめてみる
特に、世間から敬遠されがちな原因の一つになってる専門用語を理解しやすいように説明していけたらええなとは思ってる

よっしゃ基本情報からいくぞ~~

仮想通貨とは

仮想通貨っていうのはいわゆるインターネットみたいなバーチャル上に存在する通貨のことで、法定通貨みたいに紙幣や通貨みたいな実体をもたへんやつのことを指してる

http://www.gettyimages.com/search/photographer?family=editorial&photographer=thomas trutschel&excludenudity=true&sort=mostpopular#license

やから、ネットとかテレビとかでこーいう画像とかを見たことがあるかと思うけど、これはあくまでイメージの話であって実際には存在しないっていう。やから現実に形として存在してるわけじゃないので注意。
そんで、ビットコインていうのは何なのかというとあくまで仮想通貨のうちの一つであって仮想通貨=ビットコイン、てわけではない。ここが一番誤解されがちなポイントやと思う。世間一般的にはビットコインだけがあまりにも有名やからしゃーないっちゃしゃーないけども。

そんで仮想通貨ってのは大きく二種類に分けられてて、ビットコインアルトコイン(オルトコイン)っていうふうに区分けされてる。
アルトコインてのは、いうたらビットコイン以外の仮想通貨全てを指す名称であって、ビットコインのようにアルトコインっていう仮想通貨があるわけではない。
まぁ、言うたら「ビットコインと愉快なコイン達」の「愉快なコイン達」部分がまとめてアルトコインて呼ばれてる感じ。
アルトコインて一括りにされるけど実際はそれぞれが異なった特徴、違いを持っててめちゃめちゃ種類もあるけど、今回はその説明に関しては割愛。

要するに普段使ってるお金とは全然違うよーって話。何か得体も知れへんってのは怖いもんで、興味がでないのも無理はないからいくつか普段使ってるお金、いわゆる法定通貨と今挙げたビットコインがどう違うのかいくつか例を出して見るから少しでもわかってもらえると幸い。


ビットコイン法定通貨の違い

ビットコイン法定通貨(国が定めた通貨。日本円とかドルみたいな。)には色んな違いがあって、例えばさっきも言うたように実体の有無もやし、他に主な例を挙げると

利用可能範囲
発行枚数
貨幣管理機関の有無
などなど。

ざっくりと各要素の説明いくで~

利用可能範囲

法定通貨やと利用できる場所に限界があって、例えば日本円は日本ではもちろん使えるけど他の国では使えないことがほとんどなわけで。けどビットコインは世界で共通やから、例えば海外送金とかする場合でもそのまま利用することができるっていう。現時点ではどこでも利用できるっていう状況ではないけどこれからどんどん幅が広がっていくと思うし、今後世界がどんどんグローバル化することを考えるとめっちゃ便利で実用性があるってわけ。

発行枚数

法定通貨てのは発行枚数に上限がそもそもなくて、好景気にするためにお金を大量に刷ったり減らしたりとかできるけど、ビットコインはあらかじめ発行量の上限が2100万枚って決まってる。やから、発行のし過ぎで価値が急落したりする危険性がない。
法定通貨っていうのはそれを発行してる国の信用によって価値が裏付けられてるわけで、国そのものに信用性がないのに大量に紙幣を発行してたりすると

https://m.huffingtonpost.jp/2015/06/12/zimbabwe-dollar_n_7574706.html

こうなる。これは2015年までジンバブエっていう国で刷られてたジンバブエドルっていう紙幣やねんけどネタとかじゃなくてガチの100兆ジンバブエドル。ただ、当時のレートで3.5京ジンバブエドルに対して1アメリカドルやから、この紙幣一枚でも一円の価値もないっていう。え?桁間違えてるって?何回も確認したけどホンマにこのレートやった。3.5京。ブルゾンちえみも引くレベル。しかもアマゾンみたらこの紙幣一万三千円とかで売られてたからな。価値跳ね上がりすぎやろ。紙幣の売り上げ全部ジンバブエ国民に寄付せぇ。

横道それた。まぁ何が言いたいかというと、法定通貨やとこういったことになる可能性もゼロではないけど、発行枚数があらかじめ決まってるビットコインやとその恐れがないよってこと。
ちなみにビットコインは金によく似てるって言われてて、似通った共通点の一つが発行量(埋蔵量)に限界があるってとこ。金も同じように埋蔵量に限度があるからこそ価値が認められてて資産の一つとして扱われてたりするわけで、クソほど世界中にあったら単なる純金が売り買いなんてされてない。キレイ!高そう!だけで取引されてるわけじゃないってこと。あと需要と供給で価格が前後するっていうんも共通してて、やからこそ価値が急騰したり下落したりする。この二つが投資に利用されたりするんはこういう特質を持ってるからみたい。

管理方法

法定通貨はその国の中心的な銀行、要するに日本でいうとこの日本銀行が管理をしてて、貨幣発行も行ってる。さっきもいうたように景気とか国内情勢に合わせて発行数を上下
させるのも完全に銀行に決定権がある。

https://www.enigma.co.jp/media/page-14966/

こんな感じ。銀行がすべての資金を一元管理してる。

法定通貨を管理するこの仕組みはいわゆる中央政権型っていうんやけど、ビットコインは真逆の非中央集権制の特徴をもってる。
非中央集権制ってのが何なのかって簡潔に言うと、銀行のように代表してその貨幣の管理を行う機関が存在しないっていうこと。
んじゃどないして管理されてんのかというと、ざっくりいうと個々のパソコン(デバイス)がお互いに接続して情報を共有しあったり、取引することで管理を行なっている。この仕組みはPeer to Peer(ピアトゥーピア)って呼ばれてて、ビットコインの取引にはこの仕組みが利用されてる。要するに銀行みたいな中央集権みたいな存在を経由することなくユーザー同士が取引を行えるようになってるってこと。なんやねんそれ、、って思うかもしれんけど、身近なとこでいえばこの仕組みはLINEとか、Skypeでも使われてる。

図式化するとこーいう感じ。代表してビットコインを管理する人間とか機関は存在しない。

このピアトゥーピアを採用するメリットっていうのは主に二つあって、一つは手数料にかかるコストの削減。もう一つは取引の高速可。
銀行経由で送金することを例に挙げると、もし他の口座へ送金するってなった場合、

自分 → 銀行 → 受け取り人

こうなる。ここで銀行を経由してるせいでそれによる手数料、時間も余分にかかってしまうからコストもかかる。毎回の手数料に何百円もかかるのバカバカしいけど、その原因はこれ。

でも、ピアトゥーピアを採用してるビットコインを送金する場合、取引の時に関わるのはあくまでそれを行うデバイスだけやから、

自分のデバイス → 受け取り人のデバイス

こんだけ。間に経由するものが何もないから手数料は大幅に減るし、取引に必要な時間もかなり短縮される。海外送金とかになってくるとその違いがより顕著になるから国を問わず世界中でこんだけ注目されてるってわけ。

まとめ

まぁいうと、ビットコインは普段使ってるお金とは何もかもが違うよってこと。いろいろとややこしいとは思うけどすこしでも理解してもらえたら良いなと思う

他にも言いたいほどは山ほどあるけど、とりあえず今回はここまで。少しずつ仮想通貨に関して内容ごとにまとめていくから待ってもらえるとありがたい。


この記事読んでビットコインには銀行とは真逆のシステムが用いられてたりしててなんか凄いんか、、っていうのは雰囲気で分かったと思うんやけど、なんでそれだけでここまで話題になんの?って思った人もおるとおもう。せやから次回はビットコインがこんだけ注目されてる理由を投資、技術的な面から説明していきたい

また時間はかかるかもやけど楽しみにしててください。コメントもどしどし待ってます

ではでは~